使用方法
鉄瓶の使い方はとても簡単です。
お手入れもほとんど必要なく、ちょっとしたポイントさえ守れば、錆びずに長くお使いいただけます。
〜使い始めに〜
・中を簡単に濯ぎ、水を8分目まで入れて火に
かけます。火加減は中火〜弱火です。
・沸いたらお湯を捨てます。
・この作業を2回繰り返します。
〜お湯の沸かし方〜
・お水を8分目まで入れ、火にかけます。
火加減は底に当たる程度の中火〜弱火。
時間をかけてゆっくり沸かした方がさらにお湯がまろやかになるとともに、鉄瓶の「焼け」を防ぎます。
・蓋を少しずらします。
鉄瓶には蒸気がでる穴がないため、蓋を少しずらし蒸気を逃します。
・沸騰させてから、さらに火にかけます。その時間が長ければ長いほど、お湯の量は減りますが、
さらにまろやかになるとともに、鉄分が溶け出します。
・沸いた後はすぐに容器などに移し、鉄瓶の中を空にします。
鍋、ヤカン、ポットなどなんでも構いません。(耐熱性のもの)
・中が空になったら、蓋を開けて余熱で乾かします。
鉄瓶は保温性に優れているため、鉄瓶自体の熱で内側はすぐに乾きます。
その後洗ったりする必要はありません。
一番のポイントは鉄瓶を使った後はしっかり乾かし、それ以外は何もしないこと!
心配な場合は中火程度で5秒〜10秒火にかけて完全に水気を飛ばしても大丈夫です。
〜使っていくと〜
お使いになると、内部に色の変化起こる場合があります。錆色の斑点などは水の成分と鉄が化学反応によって酸化鉄ができ赤茶色に見えるためです。錆びているわけではありませんので、擦り落とさずそのままお使い下さい。
さらにお使いになると、水分中のミネラル分が結晶化し「湯垢」がついてゆきます。
「湯垢」には防サビ効果があり、お湯も最初の頃よりさらにまろやかになります。
触ったり洗ったりせずそのまま使いましょう。